2016年度には以下のゲスト作家さんがキャラクターデザインコースに来てくださいました。
1)藤ちょこ先生 7月
奥行き感のあるイラストが印象的な藤ちょこ先生。キャラクターデザインコースの授業ではいつもゲスト講師の先生方に独自の課題を出していただいています。藤ちょこ先生は「自分で京都の写真を撮って、そのパース感を生かした絵を描く」という課題。これは藤ちょこ先生も時々使う手法なのだとか。初めて経験する課題に戸惑っていた学生もいましたが、新しい手法にみんな果敢に挑戦!出席者は一人ずつ藤ちょこ先生の講評を受け、とても興奮していました。
毎回最後に行う、大学全体に開かれたライブペイントにもたくさんの学生が訪れ、とても盛り上がりました。
2)7月24日のオープンキャンパスでは、ゲストではありませんが村田蓮爾先生と左先生のライブペイントを実施。多くの高校生が先生方の筆致に見とれていました。左先生は今、ファイヤーエンブレムのキャラクターデザインで話題になっていますよね?こうした業界の第一線で活躍している作家さんに教えていただけるのがキャラデコースの強みです!(画像は左先生のライブペイント画です)
3)悌太先生 10月
乙女ゲー「ノルン+ノネット」のイラストレーター、悌太先生がゲストに来られました。オリジナル課題は「メジャーな童話、昔話や物語の登場人物のデザイン」。学生達の作品には「赤い靴」や「赤ずきんちゃん」などが多かったのですが、中にはダークな味付けやミリタリーなイメージのものもあり、普通とはひと味違ったキャラクターデザインに悌太先生もよろこんでおられました。
4)吉田誠治先生 11月
背景画のワンドロで有名な吉田誠治先生においでいただきました。背景が苦手な学生も多く、「自分の部屋を描く」という課題でしたが、パースが狂ったりしないようにずいぶん時間をかけて描いていたようです。
ライブペイントではあっという間にできていく背景に学生達も唖然!みなその早さと美しさに感激していました。
吉田先生は今年度から、非常勤講師として3回生の授業を受け持っていただくことになりました。
5)倉花千夏先生 11月
「歌プリ」シリーズで有名な倉花千夏先生が来校して下さいました。キャラデ立ち上げの年に来ていただいて以来、学生の要望は毎年高かったのですが、なかなかスケジュールが合わず実現しませんでした。今回は最初に教えていただいた時の学生達が卒業する…と言うことで、お忙しい中時間を作っていただき、学生達との再会も果たせました。卒業間近だった4回生も大喜び!また下級生も初めての倉花先生のライブペイントに感動していました。今回は色の塗り方を実戦的に見せていただき、影色を怖がらずに濃い目に…キャラの顔は頭蓋骨を意識して描く…などなど、倉花先生のアドバイスに、学生達も一生懸命メモを取っていました。(画像は2013年に来ていただいた時のものです)
6)ぶーた先生 12月
「ハルチカ」のコミカライズなどで話題のぶーた先生が来校されました。課題は「ぶーた先生のキャラをベースにして、ラノベの表紙やゲームのパッケージなど自分が将来やりたいイラストの仕事を想定したイラストを描く」というもの。先生のキャラをベースにと言うことで、学生達も緊張して課題を仕上げていました。
ライブペイントではかわいい女の子がどんどん出来上がっていく様に学生達の目は釘付け!影の付け方など、描きながらも色々絵を描く時のポイントを教えてくださいました。
以上が2016年度にお越しいただいたゲスト講師の方々です。今年度はどんな方々が来てくれるでしょうね?
ライブペイントで描いていただいた絵は、すべて大型のパネルにしてキャラクターデザインコースの壁に展示してあります。もちろん昨年以前の先生方の作品もすべてです。オープンキャンパスに来た時にはぜひ見ていってくださいね!